農村と都市との交流を通して棚田を守ろうと、京都府福知山市で農業体験ツアーが行われました。
日本の棚田百選にも選ばれている福知山市の毛原地区では、大阪や京都から来た親子連れおよそ80人が稲刈りを体験しました。
この地域では高齢化や過疎化で田んぼの維持が難しくなってきたため、都市の人たちと交流を深めることで美しい棚田を守ろうと毎年、農業体験ツアーを行っています。
参加した子どもたちは慣れない稲刈りに苦戦しながらも、農家の人たちのアドバイスを受けて、次々と稲を収穫していきました。
参加した子どもは「難しい。切るときにすごい束になるの」と話しました。
刈り取られた米は、地酒となって参加者に届けられます。
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