大阪府豊中市の阪急神戸線の踏切で、電動車いすに乗った79歳の女性が電車にはねられ死亡しました。
前の部分が大きく壊れた電動車いす。
通過中の電車に衝突しました。
5日午前11時過ぎ、豊中市庄内宝町の阪急神戸線の踏切で、電動車いすの近くに高齢の女性が倒れていて間もなく死亡が確認されました。
【目撃した人】
「遮断機が上がって渡ってきたらここに車いすが倒れて、ここに人が倒れていた。おい、大変やと言ったらバイクの人が携帯で電話してくれて、俺はこれ(警報機)を押した」
警察によりますと、亡くなったのは近くに住む重マサさん(79)で、歯医者や買い物にいった帰りでした。
【重さんを知る人】
「股関節が悪くて車(いす)を利用していた。いつもここが一番危なくないと言って通りはる」
調べによりますと、事故の直前に踏み切りを通過した特急電車の後ろから2両目の側面に、車いすが接触した痕があったということです。
警察に対し、特急電車の運転士は、接触には気付かなかったと話していて、警察は、何らかの理由で重さんが遮断機をくぐりぬけたとみて、詳しい事故原因を調べています。
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