JR西日本は福知山線脱線事故の現場について、一部を保存し慰霊碑などを設置する整備案をまとめました。
近く被害者説明会で提案する予定です。
2005年4月に起きたJR福知山線の脱線事故で、列車が衝突した尼崎市のマンションはJR西日本が買い取りそのまま残されています。
JR西日本はこのマンションを一部保存し慰霊碑や献花台を設置する整備案をまとめました。
整備案では遺族や被害者の「事故を思い出してつらい」という声に配慮して、出来る限り周囲から見えない形で保存し、事故に関する資料を展示するとしています。
JR西日本は今月開く被害者説明で整備案を提案する予定です。
事故現場の一部保存には遺族や被害者の約7割が賛成する一方、反対意見も多く、JR西日本は今後も意見を聞きながら検討を重ねる方針です。
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