兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、岡山県の海から遺体で見つかった男性に対し、角田美代子被告自ら暴行を加えていた疑いがあることが分かりました。
先月、岡山県備前市の港で引き揚げられたドラム缶の中から溶接工の橋本次郎さん(54)が遺体で見つかりました。
橋本さんは別の死体遺棄事件の主犯格とされる角田美代子被告(64)らと同居していて、暴行・監禁された末、去年7月下旬に死亡したとみられています。
その後の調べで角田被告の関係者が「角田被告自身も橋本さんに暴行を加え手錠を掛けて監禁していた」と証言していることが分かりました。
また、関係者は橋本さんが死亡した際、「角田被告が『何とかせえ』と指示した」とも証言しています。
警察は、橋本さんへの暴行から遺体のを棄てるまで、角田被告が主導していたとみて、関わった複数の人物を近く逮捕する方針です。
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