和歌山県串本町の漁港では、脂の乗った「戻りガツオ」の水揚げが始まりました。
串本漁港には、夜明け前に出港した漁船が戻り、銀色に輝く新鮮なカツオが次々と水揚げされていきます。
この時期に南下してくる戻りガツオは、春先から黒潮に乗って北上する「初ガツオ」とは違い、イワシやサンマをたっぷり食べているため脂が乗っています。
去年は不漁が続きましたが、今年は大きな群れが近くに来ていて水揚げ量は期待できるということです。
カツオは、2~3キロ前後のものが中心で、さっそくセリにかけられ、一キロおよそ500~600円で取引されました。
「戻りガツオ漁」は今月末頃まで続けられます。
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