関西電力は、この冬の電力需給に余力があるとして、数値目標を定めた節電は要請しないと発表しました。
関西電力はきのうの会見で、この冬の電力需給に4.1%の余力があるという見通しを示しました。これは定着した節電で2010年度と比べ、最大5.6%の削減が見込めるためで、この冬は、数値目標のある節電は要請しないということです。
【関西電力・香川次朗副社長】
「3シーズン継続して(節電を)お願いした結果、これぐらいすればどれくらいの使用量減になるかを、お客さん個々で確認・実感して頂いたと受けとめています」
関西電力は今後、福井県の大飯原子力発電所の敷地内を走る断層が活断層と判断され、大飯原発の運転停止が決まった場合、改めて数値目標を設定する方針です。
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