北朝鮮の最高指導者・金正日総書記の死去に、関西の拉致被害者家族からは、拉致問題解決に向けた動きが進むことを期待する声が聞かれました。
【号外を受け取った人たちは】
女性「えーなんでー病気やったんですかね」
男性「ほんとですか!親から子どもへいくシステムが変わらないと何ともいえない」
男性「(拉致問題では)わからないまんま20年近くたってしまった。何が起きるか分からない」
金正日総書記の死去が伝えられても沈黙を守っていた朝鮮総連大阪本部の職員が、19日午後5時半ごろ、取材に応じました。
【取材に応じた職員】
「(総連は)深い悲しみに包まれている、この悲しみを力に変えて祖国を発展させるために頑張りたい」
また、在日朝鮮人はの人たちは…。
【在日朝鮮人の女性】
「南と北の平和の柱の人だったから残念ですね、悲しいことです」
【朝鮮高校の生徒】
「部活が終わって携帯を開いたらニュースをやってて、あんまり特には思わなかった」
【貿易商を営む在日朝鮮人男性】
「在日の立場からみたら、金日成・金正日・金正恩の三代続くあからさまな世襲。こういうので本国に嫌気がさすケースは多々出てくると思う。体制にほころびがあるとしたら経済的な部分。ピョンヤンは頻繁に停電起きてるらしい」
一方、韓国民団大阪本部は「人民が平穏、平和に暮らせる民主的な国づくりへと転換するよう期待する」とコメントしています。
【在日韓国人の男性】
「北朝鮮にとってプラス。あいつはタチ悪い」
【在日韓国人の女性】
「同じ民族なので人間らしく生活できる国になって欲しい」
「南北統一が近づいた」
拉致被害者の有本恵子さんは北朝鮮から一方的に「死亡した」と告げられ、いまだに帰国が実現していません。
【有本恵子さんの母・嘉代子さん】
「早く解決するんじゃないかという期待。今までだったら解決の手口は無いし、生きているうちは無理かと思っていた。(金総書記は)拉致した張本人だし、亡くなったことで話がしやすくなって解決できるんじゃないかと。良かったといって
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