兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、住宅の床下から遺体で見つかった女性2人が物置小屋に監禁された際、角田美代子容疑者がカメラで監視していた疑いがあることが分かりました。
尼崎市の住宅の床下からは安藤みつゑさん(71)、仲島茉莉子さん(29)ら3人の遺体が見つかっています。
3人は別の男性の遺体を棄てたとして逮捕された角田美代子容疑者(64)ら8人と同居していて、暴行、監禁された末衰弱して死亡したとみられています。
このうち、安藤さんと仲島さんについて、美代子容疑者の息子の優太郎容疑者(25)が「監視カメラがついた同じ物置小屋に監禁され、美代子容疑者がモニターを見ていた」と供述していることが、関係者への取材で分かりました。
警察は、美代子容疑者が2人が衰弱していく様子を認識しながら、死ぬまで放置した疑いもあるとみて殺人容疑での立件も視野に入れて捜査しています。
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