和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社では、自然の恵みに感謝を捧げる紅葉祭が行われました。
那智の滝の前に設けられた祭壇には、お供え物に紅葉が添えられ、巫女が舞いを奉納しました。
紅葉祭は、平安時代に那智山を訪れた花山法皇が紅葉の美しさを和歌に詠み、短冊を小枝に結んで、滝に流した故事にちなんで行われています。例年は、平安装束に身を包んだ女性たちが滝のふもとで和歌を詠み上げた後、短冊を川に流していました。しかし、去年9月の水害による落石の影響で、今年も短冊を流すことができず、宮司は「次回は短冊流しを行えるようにお祈りしました」と話していました。
訪れた観光客たちは、色づいた紅葉の中で、雅な祭りを楽しんでいました。
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