来月16日に総選挙が行なわれることが決まりましたが、その1週間前に市長選が予定されていた京都府宇治市では、対応に追われています。
設置された宇治市長選のポスター掲示板。
投票日が「来月9日」となっていますが…。
【記者レポート】
「突然の解散に驚いたのは永田町でだけではありません。ここ京都府宇治市でも、急な対応を迫られているんです」
【選挙管理委員会の職員】
「え?という感じ、驚き以外の何物でもない。正直、混乱しています」
このままだと市長選挙と衆議院選挙が2週連続に。
選挙費用がかさむ上、投票率が下がることが懸念されます。
一方で、市長選の日を1週間ずらすとなると、すでに用意されている投票用紙やポスターなどの日づけを変更しなければならず、選挙管理委員会は頭を悩ませています。
【選挙管理委員会の職員】
「(有権者が)投票日を間違えるのが一番困るので、どのように変わったことをアピールするかが作業としては大変」
宇治市は16日午後6時から会議を行っていて、市長選の投票日を変更するかを検討しています。
市長選と同じ日には市議の補欠選挙も予定されていて、宇治市では初めてのトリプル選挙も有り得ます。
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