17日、大阪空港で警察官が十分な検査を受けないまま保安検査場を通り抜け、身元確認のため、日本航空が約30分にわたり運航を見合わせました。
午前6時20分ごろ、大阪空港にある日本航空の保安検査場に大阪府警の捜査員が捜査のために警察手帳を示し、立ち入りました。
その際、保安検査の担当者が十分な身元確認をしなかったため、不審者の恐れがあるとして保安検査場が7時15分に閉鎖され、日本航空が運航を見合わせる事態となりました。
その後、本物の警察官と確認されたことから、7時45分に保安検査は再開されましたが、この影響で日本航空の便に遅れが出ていて、ダイヤの乱れは終日続く見通しです。
【乗客は】
「結婚式なんで早く飛んでほしい」
捜査員が保安検査場を通る際にはボディチェックを受けるか、空港が発行しているIDカードを示す必要がありますが、捜査員は「警察手帳だけで大丈夫だと思っていた」と話しているということです。
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