福知山線脱線事故の教訓を踏まえて、JR西日本は19日、事故を想定した訓練を行いました。
訓練にはJR西日本の社員のほか、警察や消防も参加し、線路の上の高架道路を走るトラックから落ちた木材が電車にあたり、前の2両が脱線したという想定で行われました。
2005年に起きた福知山線脱線事故では、情報が錯綜したことから、乗客の救助や周辺車両への連絡が遅れ、二次被害の危険も生じました。
この日は避難誘導のほか、事故が起きた後車掌が発炎筒で周辺の車両に知らせる訓練や、負傷者がどこに何名いるかを消防に素早く連絡する訓練などが行われました。
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