大阪府吹田市が、井上哲也市長の後援企業に単独の随意契約で工事を発注していた問題で、副市長が引責辞任することを発表しました。
【冨田雄二吹田市副市長】
「吹田市民にお詫び申し上げたいと存じます」
吹田市はことし3月、市役所に設置した太陽光パネルの工事を、国の基金約2250万円を使って、単独随意契約で井上市長の後援企業に発注していました。
この事実が発覚し批判を受けたことから、工事の責任者だった冨田雄二副市長が近く辞職することを発表しました。
【冨田雄二副市長】
「事務上の不手際に対する監督責任を私が負う」
「私の辞職で問題を収束させたいという結論に至った」
市議会からは「井上市長も辞任すべきだ」との声も上がっていますが、市長は「検証が終わってから責任の取り方を決める」と話しています。
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