総選挙を前に、自身の所属政党を変えた候補者たちにとっても、事実上の選挙戦が始まっています。
【長尾敬氏】
「議員もリセット、政党もリセット」
こう話すのは、解散当日、民主党に離党届を提出し、自民党への鞍替えを希望している前衆議院議員の長尾敬氏。
外交・安全保障の問題などで自民党の安倍総裁に共感し、大阪14区から出馬することを目指しています。
事務所には、賛否両論が寄せられ支援者への説明に追われています。
【長尾敬氏】
「なんでこの局面なんだ、なんで最後までしがみついていたんだ、この局面はないだろ、いずれにしても、ご批判は承知しています」
【谷畑孝氏】
「橋下徹、松井一郎、日本維新の会が、国会で大暴れをして…」
こちらは、自民党から9月末に日本維新の会に合流し、長尾氏と同じく14区から出馬する予定の谷畑孝氏。
自らが空けた自民党の枠から出馬することを希望している長尾氏について…。
【谷畑孝氏】
「う~ん、複雑な気持ちであることは間違いないわな。私の口からは何も言えない」
このほか、大阪14区からは日本共産党の野沢倫昭氏が出馬を表明しています。
【野沢倫明氏】
「政党を政治家が渡り歩くことは有権者を愚弄すること。厳しい審判が下ると思う」
一方、支援者からの問い合わせに追われるのは前回、和歌山2区で当選した民主党・阪口直人前議員の事務所です。
阪口氏は19日午前、民主党に離党届を提出し日本維新の会に合流することを表明しました。
【阪口直人氏】
「国と地方との抜本的な統治機構を変えたいそのことを高く掲げている維新が私の思いを遂げる場としてベスト」
民主党の和歌山県連の代表を務める阪口氏の突然の離党に地元も驚きを隠せません。
【阪口氏の秘書】
「僕らにもしったかりとした説明がなかった。離党の理由であったりとか事務所内は戸惑っている】
【有権者】
「あっちこっちというのは政治不信、当選出来たらどこでもいいのか。民主党をつらぬくより当選しないといけないそのために維新は
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