日本維新の会は、党の規約で全面禁止するとしていた企業・団体献金の受け取りについて、一転して容認する方針を固めました。
【日本維新の会・橋下徹 代表代行(ことし9月)】
「維新の会はこういう方針だと、お金については企業団体献金禁止だということで、今までの政治と決別するという意味では、ここは譲れない」
橋下代表代行が日本維新の会の「譲れない政策」として党の規約にも記していた「企業・団体献金の禁止」。
しかし橋下代表代行は20日、この献金を一転して容認する方針を明らかにしました。
その理由は、「太陽の党との合流」にあると話します。
【橋下代表代行(20日朝)】
「僕らのオリジナルメンバーだったら、それ(企業・団体献金)は無しということで決められたが、太陽の党と合流するときにはここは難しかったです」
日本維新の会は、太陽の党との合流後も企業・団体献金の受け取りの全面禁止を規約に盛り込むことで調整を進めていました。
日本維新の会は今後、党の規約に「献金額の上限を設ける規定」を盛り込むことにしています。
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