24日から犯罪被害者週間です。
大阪市内では遺族が参加し、被害者支援について考えるシンポジウムが開かれました。
【事件で長男を亡くした武るり子さん】
「被害者にも原因があったとか、けんかと言われてしまうと、名誉まで傷つけられてしまう」
シンポジウムには事件で家族を亡くした遺族が参加し、被害者の現状などを話しました。
専門家は家事の手伝いや話を聞くことが支援の第一歩になると話すなど被害者を孤立させない社会の在り方が話し合われました。
【妻を殺害された男性】
「未解決でビラを配っているが、最初自費でビラをつくって配ると、地域の人にすごく協力してもらえる」
【事件で長男を亡くした武るり子さん】
「特別扱いを私たちは望んでいるんではないんです。地域で孤立せずに普通に生きていける地域、社会になってもらいたいんです」
このほか、被害者を支援する弁護士からは補償制度など、法律をより充実させたいという意見が出されました。
↧