医師でないのに客に液体を注射したとして逮捕された鍼灸師の男が、少なくとも5年前から同じような医療行為を行っていたことがわかりました。
鍼灸師の岩本和久容疑者(61)は医師免許がないのにおととしガンを患う女性(45)ら2人に液体を注射した疑いが持たれています。
これまでの調べで岩本容疑者は少なくとも5年前から液体の注射を行っていた疑いがあることがわかりました。
岩本容疑者は2007年に自分の鍼灸整骨院の名前を変えていて、その頃から「全ての病気に効く」と1本5千円から1万円で液体を注射していたとみられます。
また、岩本容疑者は各地で説明会を行っていて、全国に「弟子」がいるということです。
このうち1人は医師法違反の疑いで起訴されていて警察は岩本容疑者らが他にも医療行為を行っていなかったか調べを進める方針です。
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