大阪市は、今月29日から震災がれきの試験焼却を行うのを前に、岩手県から受け入れた震災がれきを市内のごみ焼却施設に搬入しました。
26日朝、大阪市此花区舞洲のごみ焼却施設に、コンテナに入った震災がれきが次々に運び込まれました。
大阪市は、大阪府と合同で岩手県の震災がれき3万6000トンの受け入れを計画していて、舞洲のごみ焼却施設で焼却した後、焼却灰を夢洲の「北港処分地」に埋め立てる予定です。
来年2月からの受け入れを前に、試験焼却用のがれき100トンがすでに到着していて、26日午後にも焼却施設への搬入が終了するということです。
試験焼却は、今月29日と30日に行われる予定で、大阪市は施設の排気ガスなどの放射性セシウムの濃度を測定し、安全性の最終確認を行うことにしています。
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