和歌山県新宮市にある港で、国際テロの発生を水際で防ぐための訓練が行われました。
新宮港で行われた訓練には、田辺海上保安庁と和歌山県警、そして税関の職員など、およそ60人が参加しました。
訓練は、国際テロ組織のメンバーとみられる男らが乗り込んだ船が、新宮港に入港したという想定で行われました。
海上保安庁と警察が合同で船に立ち入り、乗客の持ち物検査を行ったほか、突然凶器をかざして暴れだした男を本番さながらに機動隊員らが取り押さえました。
新宮港には、毎年およそ50隻の外国船が入港していて、関係者らは、「これからも関係機関の連携を一層強化し、テロを水際で防止したい」と話していました。
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