大阪市職員のこの半年間の懲戒処分件数が、橋下市長が目標に掲げた40件を上回り、市長は全ての職員の給与引き下げも辞さない考えを示しました。
大阪市の橋下市長は職員の不祥事が相次いでいることを受け、今年6月から半年間の懲戒処分件数を、過去5年間の平均の半分にあたる40件以下にする目標を立てました。
しかし不祥事は止まず、今月には女子児童の着替えを盗撮したとして、市立小学校の男性教諭(28)が逮捕され懲戒免職処分となるなど、半年間の処分は42件となり、目標は達成できませんでした。
【大阪市・橋下徹 市長】
「ひどすぎるから組織全体で給与カットを考えます。止まらないならどんどんカットして、それこそ給料がゼロになるくらい本気でやらないと改まらない」
橋下市長は今回の事態を受け、全ての職員の給与削減も辞さない考えを述べました。
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