経営再建中のシャープがアメリカの通信技術大手の会社から、最大で100億円の出資を受けることで合意したことが分かりました。
関係者によりますとシャープは、アメリカの通信技術大手クアルコムから最大で100億円の出資を受ける資本と業務の提携について合意したということです。
年内にも一部の出資を受け、シャープが世界で初めて量産化に成功した高画質で消費電力が少ない新型液晶パネルIGZOの技術を活用して、スマートフォン向けの新型ディスプレーなどを共同開発する方針です。
シャープは今年度過去最大の4500億円の赤字となる見通しで、財務基盤の強化を急いでいて、4日午後にも正式発表する見通しです。
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