関西電力は、電気料金の値上げに伴う人件費削減策として、来年夏のボーナス見送りや、賃金5%程度のカットを労働組合に提案したことを明らかにしました。
関西電力は原子力発電の停止により燃料費がかさみ、家庭向けの電気料金、平均11.88%の値上げを国に申請しています。
こうした背景を受け関西電力は経営効率化の一環として、来年夏のボーナスの見送りや、基準賃金の5%程度のカットを労働組合に提案したということです。
ボーナスの見送りや給与の削減は、関西電力では初めてのことです。
今回の電気料金の値上げには、来年7月以降の高浜原発の再稼働も想定されているため、再稼動が行われなければ、関西電力は更なるコストカットを迫られることになります。
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