大阪府と大阪市が行ったいわゆる「震災がれき」の試験焼却について、外部の専門家は「測定と処理の方法は適切だった」と結論付けました。
大阪府庁で行われた会議には、大学で放射線の研究などをしている4人の専門家が出席しました。
大阪府と大阪市は先月、岩手県から受け入れる予定の震災がれきの試験焼却を行いました。
その結果、「焼却灰の放射性物質の濃度は安全基準を下回っていて、焼却で出たガスから放射性物質は検出されなかった」と発表しています。
23日の会議で専門家は、「試験焼却での測定の方法は適切で、安全な処理が出来ている」と結論付けました。
これを受けて大阪府と大阪市は来年2月以降、およそ3万6000トンの震災がれきを受け入れることになります。
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