5日、兵庫県姫路市の山に登った73歳の男性と8歳の孫が下山せず、消防などが捜索を行いました。
6日朝、2人は見つかりましたが、男性は搬送された病院で死亡が確認されました。
5日午後6時すぎ、姫路市夢前町の明神山に登っていた近所に住む南鋭一さん(73)と孫の藤尾優衣さん(8)が下山しないと、家族から警察に届け出がありました。
警察や消防などが約180人体制で捜索していたところ、6日午前8時ごろ、優衣さんから携帯電話で「おじいちゃんが滑って落ちて倒れている」と110番通報があり、その後2人は滝の近くで救助されました。
優衣さんは軽傷ですが、南さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
南さんは自治会で管理する山頂近くの祠から賽銭を回収する当番になっていて、遊びに来ていた優衣さんを連れて5日午前中に山に入ったということです。
警察は、南さんが道に迷い、誤って滑落したとみて調べています。
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