大阪大空襲の被災者たちが被害の補償などを国に求めた裁判の控訴審の判決を前に、街頭でビラを配り、原告の主張を認める判決を求めました。
【原告の男性】
「国は一切、私たちに謝罪も弁償もしようとしません！」
１９４５年３月から終戦までの間、大阪での空襲は約５０回にのぼり、１万５０００人もの死者・行方不明者が出ました。
しかし戦後、空襲などで被害を受けた民間人への補償はなく、原告たちは裁判で、国に謝罪と補償を求めています。
また国に対し、救済法の制定も求めています。
【原告代表・安野輝子さん】
「もう私たちには後がない。きちっとしたことをしてほしい」
控訴審の判決は今月１６日に言い渡される予定です。
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