兵庫県警の警部補らが嘘の供述調書を作成したとして逮捕された事件で、兵庫県警は13日、警部補が勤める警察署を捜索しました。
捜索は、兵庫県警の警部補・常深洋蔵容疑者(52)らが勤務する社警察署などの関係先で行われました。
兵庫県警によりますと常深容疑者らはおととし12月、覚せい剤取締法違反事件の捜査で「関係者が覚醒剤を持っているのを目撃した」という不動産業者から話を聴きました。
その際、不動産業者は「3月以降は見ていない」と言っていましたが「10月に見た」ことにさせて嘘の供述調書を作成した疑いが持たれています。
常深容疑者は「おおむね間違いありません」と容疑を認めています。
兵庫県警は捜索で押収した資料などを分析して容疑の裏づけを進める方針です。
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