14日は成人の日です。
近畿地方もいわゆる「爆弾低気圧」の影響を受ける中、新成人を祝う式典が各地で開かれました。
晴れ着姿で鐘を鳴らす新成人たち。
大阪市役所では、「みおつくしの鐘」を鳴らす恒例のセレモニーが行われ、鐘の音が20回響き渡りました。
振袖の裾をまくりあげて式典の会場に入る新成人たち。
14日の近畿地方は、朝から冷たい雨や雪が降り続き、荒れた天気の中での門出になりました。
【新成人】
(女性)「雨は大変でした。袖が濡れた」
(男性)「選挙に行けるのが一番嬉しい。選挙に行かないと政治に文句を言えない」
(男性)「10代も終わりだから気合をいれて頑張っていこうかな。仕事もプライベートも」
バブル崩壊後の平成4年に生まれた今年の新成人は、全国で約122万人。
鶴見区で開かれた式典には大阪市の橋下徹市長も出席し、激励しました。
【大阪市・橋下徹 市長】
「元気ですね、本当に。20歳になっておめでとう。人生一回こっきり。思う存分人生を謳歌して、楽しんで下さい。その代わり、責任はちゃんと取ってもらいますよ」
神戸市の成人式にはこの人も出席。
去年、ウェイトリフティングでロンドンオリンピックの日本代表を務めた八木かなえ選手です。
白を基調にした艶やかな振り袖姿を披露しました。
【八木かなえ選手】
「私もシニアの仲間入りということで、後輩から尊敬してもらえるような選手になれるように頑張ります」
冷たい雨が降りしきる中、祝い酒が振る舞われたのは空手道場の門下生たち。
その後、水温10度の紀ノ川に入り稽古をする「みそぎの成人式」が行われました。
【新成人】
(男性)「こんな雨の中だが晴れやかな気持ちになっている」
(男性)「新成人を迎えて、これから若者たちの力で日本を元気にしていきたい」
新成人たちは寒さをものともせず、決意を新たにしていました。
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