滋賀県の和菓子メーカーでは、節分のお菓子「富久豆」づくりが始まりました。
滋賀県近江八幡市の和菓子メーカーでは、職人さんたちが節分のお菓子「富久豆」をひとつずつ手作業で作っています。
「富久豆」は、砂糖がけした煎り豆とお多福のお面がセットになっているもので、穢れをはらい新しい季節を迎える節分を祝う縁起物として人気があります。
お多福の面は山芋や小麦粉などを混ぜて作ったもので、職人さんが食用の紅などを使ってやわらかい表情を描いていきます。
愛らしい目や口をひとつひとつ描いていくため、お面は1日に650枚作るのが限度だということです。
いつも笑顔で過ごせるようにという願いをこめてふっくらとした微笑みを浮かべたお面は、今年は8520枚作られます。
↧