日本バレーボール協会は、全国から女子中学生を大阪に集めて英才教育をする「貝塚ドリームス」について、今年度限りの解散を最終決定しました。
「貝塚ドリームス」は、日本バレーボール協会が将来の全日本選手を育成するため２００５年から貝塚市の補助金を受けて始めた事業です。
全国から集まった中学生は貝塚市内の中学校に転校し、寮生活をしながら練習に励んでいましたが、日本バレーボール協会は費用がかさむうえ、全日本選手を輩出できていないとして、突然、ドリームスの解散を決定。
協会への不信感を募らせた選手が次々とドリームスを去る事態となり、残った数人の選手はチームを組むことすらできない状況で練習を続けていました。
最後まで残っていた２人の選手の進路が決まり、日本バレーボール協会は、２３日の理事会で解散を最終決定しました。
協会は「これから貝塚市など関係各所にお詫びに行く予定」と話しています。
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