和歌山県新宮市の熊野速玉大社では、来月3日の節分を前に縁起物の「吉兆」作りが最盛期を迎えています。
柳の枝に小判や大福帳、鯛といった縁起物が付けられた「吉兆」。
最後の仕上げに巫女さんたちが五穀豊穣を願う色とりどりの「餅花」を飾り付けていきます。
古くからの言い伝えで、節分にこの吉兆を家に飾ると幸福が訪れるとされています。
出来上がった色鮮やかな吉兆が所狭しと並べられると、ひと足早く春が訪れたような華やかさに包まれました。
この「吉兆」は来月3日の節分祭までに約700本が用意され、家内安全や商売繁盛を願う参拝客に授けられるということです。
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