兵庫県尼崎市などで起きた連続殺人・死体遺棄事件で、警察は住宅の床下から遺体で見つかった女性に対する殺人容疑で、角田美代子元被告の親族7人を再逮捕しました。
殺人と監禁の疑いで再逮捕されたのは、自殺した角田美代子元被告のいとこ・李正則容疑者(38)、義理の娘の角田瑠衣容疑者(27)、同居していた仲島康司容疑者(43)ら7人です。
7人は2008年夏ごろから、康司容疑者の妻の仲島茉莉子さん(当時26)を自宅のベランダの物置に監禁し、繰り返し暴行を加えるなどして殺害した疑いがもたれています。
3日に逮捕された親族のうち6人は、別の知人の男性を殺害したとして去年、逮捕・起訴されていますが、自殺した美代子元被告は被疑者死亡で不起訴処分となっています。
【美代子被告らと一時同居していた男性は】
「茉莉子さんは(美代子元被告から)嫌われていた」
「まとめとったんちゃう?家を。誰か一人を集中攻撃して」
調べに対し、瑠衣容疑者ら3人は容疑を認めていますが、李容疑者らは「納得がいかない」などと容疑を否認しているということです。
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