東日本大震災で大きな被害が出た宮城県名取市に竹灯籠を贈る準備が神戸市内で進められています。
燈篭には来月、追悼のため灯りが灯されます。
阪神・淡路大震災の被災者などでつくるボランティア・グループは、5日から名取市に贈る竹灯籠づくりを行っています。
神戸では毎年1月17日に開かれる追悼のつどいで、竹灯籠に「希望の灯り」を灯して、祈りがささげられます。
東日本大震災の被災者からの申し出を受けて、名取市にも去年から竹灯籠が贈られていて、ことしも1月17日のつどいで使われたものをきれいに切り直し、600本が贈られます。
【神戸・市民交流会山川泰宏さん】
「1・17と3・11のつながりを示したいと思って作っています」
名取市ではこの竹灯籠に神戸から分灯されている「希望の灯り」が灯され「絆」の文字が形づくられます。
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