10日は旧暦の元日にあたる、旧正月です。
旧正月を祝う習慣のある和歌山市の漁師町では、漁師たちが今年2度目の正月を祝っています。
和歌山市の雑賀崎地区にある衣美須神社には、早朝から地元の漁師や家族が初詣に訪れ、一年間の安全と豊漁を祈りました。
漁師は潮の動きを旧暦をもとに判断することから、雑賀崎地区では、旧正月を地区をあげて祝う習慣があります。
港の漁船には色鮮やかな大漁旗が掲げられ、鏡餅も供えられるなど、正月ムードを盛り上げています。
日ごろは忙しい漁師たちも、旧正月に合わせて漁を2週間ほど休み、のんびりと過ごすということです。
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