性暴力の被害について考える講座が奈良市で開かれ、被害にあった女性たちが、心のケアのあり方などについて語りました。
この講座は性暴力被害に遭った女性で作るグループが、被害者の苦しみや支援のあり方について考えようと開きました。
性暴力事件は毎年約8000件にのぼっていますが、被害者のおよそ7割が被害を申告していないという調査結果もあり、実際の事件の数は、はるかに多いと見られています。
講座では被害に遭った女性が「苦しみを一人で抱えてはいけない」などと話しました。
【講座を主催した山本潤さん】
「(性暴力の)苦しみから学んでより自分の人生や人に対する関わりを豊かにすることもできる」
グループは今後も同様の講座を続けていくということです。
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