滋賀県大津市で自殺した男子中学生がいじめを受けていた事件を受けて大津市議会で19日、「いじめ防止条例」が成立しました。
大津市議会は19日、「子どものいじめ防止条例」を賛成多数で可決しました。
おととし10月、大津市で自殺した男子中学生がいじめを受けていたことが発覚したことから、市議会では「いじめ防止条例」の制定を検討していました。
条例では「いじめを受けたり見たりしたら、家族や学校に相談できる」という「子どもの役割」が明記されました。
また大津市に対し「子供をいじめから守るため必要な体制を整備しなければならない」と義務付けています。
【越直美大津市長】
「教育委員会に任せるのではなく、いじめ防止条例に基づき市長部局として出来る対策を積極的に行います」
この条例は、4月1日から施行されます。
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