大阪府の松井知事は、次の教育長として民間出身の府立高校の校長を起用する方針であることが分かりました。
松井知事が教育長への就任を打診しているのは府立和泉高校の中原徹校長(42)です。
中原校長は大阪市の橋下市長の大学時代の友人で、弁護士として活動していた3年前、公募で校長に就任しました。
去年3月、卒業式で国歌を歌っているかどうか教職員の口元をチェックしたとして議論を呼び、来月で校長の任期が切れます。
中原校長は、ブログで教育長就任の打診を受けたことを明らかにしましたが、就任するかは「まだ検討中」と態度を保留しています。
文部科学省によりますと、都道府県の教育委員会で事務方のトップである教育長に民間出身者が就任するのはきわめて異例だということです。
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