大阪市の橋下市長は、市役所の中にある労働組合の事務所を来年4月1日までに退去させる考えを明らかにしました。
大阪市職員の労働組合をめぐっては、一部の職員が勤務時間内に平松前市長を応援する政治活動をしたり、集会に参加したりしていたことが明らかになっています。
こうした事態を受け、橋下市長は「市民の感覚からずれている」として、労働組合に対し来年4月1日までに市役所からの退去を命じる考えを示しました。
【橋下徹大阪市長】「何をおかめとんちんかんなことを言っているか知りませんが、庁舎内とかバスの営業所で政治活動が認められるわけないじゃないですか。やりたいなら外でやってください」
また、橋下市長は、組合活動をしながら給料を受け取る「ヤミ専従」についても、全ての部局を対象に調査するということです。
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