東日本大震災と阪神大震災の被災地に住む中高生が、2つの震災の経験を語り継いでいこうというシンポジウムが神戸市内で開かれました。
このシンポジウムは阪神・淡路大震災の教訓を生かしていこうと毎年開かれているもので、ことしは東日本大震災で被災した東北の中高生も参加しました。
岩手県釜石市の中学生は、日ごろの防災学習をもとに、いち早く津波から避難した体験や震災後の生活を語りました。
<岩手・釜石東中学校 柏崎楓さん>
「ここまで生きてこれれたのは、全国全世界の皆さんの支援のおかげです。私たちがだから出来ること・実行していくこと、それは私たちが経験した事を広く深く伝えていくことだと考えています」
神戸の生徒たちは、17年前に受けた支援の恩返しとして
「今後も支援を続けていきたい」と話していました。
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