兵庫県香美町で、子どもたちが顔に墨を塗り、「山の神」に新年の安全と五穀豊穣を願う行事が行われました。
この地域では、山の神様は醜い女性の姿をしていると言い伝えられていて、神様がきれいな顔を見て嫉妬しないよう、男の子が顔を墨で汚してお参りするのが室町時代からの慣わしとなっています。
8日は冬の山陰地方にしては穏やかな天気となり、男の子たちは、墨だらけのはにかんだ表情で、山の神様に手をあわせていました。
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