和歌山県那智勝浦町にある熊野那智大社では、柳の枝を打ち鳴らして悪魔を追い払うユニークな儀式が行われました。
熊野那智大社で毎年行われているこの儀式は、熊野詣での証とされる魔よけ札のご利益を高める神事として古くから伝わるものです。
那智の滝の前の祭壇では、宮司や神職らが太鼓の音に合わせて柳の枝を打ちつけ、悪魔を追い払っていきます。
お札の絵文字は、熊野の守り神とされる「ヤタガラス」を組み合わせもので、元旦に滝から汲み上げた水で墨を刷って書き込まれました。
観光客が見守る中、儀式では今年1年の安全に加え去年の台風12号による豪雨被害からの復興も併せて祈願されました。
                       
                           
                       
                     ↧