13年前、大阪市の会社社長を殺害し遺体を三重県に棄てたとして殺人と死体遺棄などの罪に問われた男の裁判員裁判が始まり、男は無罪を主張しました。
無職の藤川雅己被告(60)は2000年3月、大阪市都島区の衣料品会社社長・大西正巳さん(当時54)を殺害し、遺体を三重県の山に棄てた罪などに問われています。
藤川被告はマカオで現地の女性を殺害した罪などで服役していましたが、2年前に仮出獄となり日本で逮捕・起訴されました。
20日の初公判で藤川被告は「殺していない」と無罪を主張。
弁護側も「大西さんを殺したのは2人の韓国人で、居合せた被告が遺棄を手伝わされた」と述べました。
一方、検察側は「被告がひとりで殺害し遺棄した」と指摘しました。
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