滋賀県高島市で、放射能汚染された木材チップが大量に不法投棄されているが見つかり、県は、持ち込んだ関係者が撤去する意向を示したと発表しました。
放射性セシウムを含んだ木材チップが見つかったのは、滋賀県高島市の河川敷で、幅3・5メートル長さ570メートルにわたって放置されていました。
県の調査で、木材チップは東京電力福島第一原発の事故で汚染されたものがことし春頃、関係者によって運び込まれていたことが分かっていて、県と市は撤去について協議を重ねてきました。
そして25日、不法投棄した関係者が撤去する意向を示していることが明らかになりました。
【福井正明市長】
「関係者が撤去を行う意向を示したと(県から)はっきり伝えていただきましたので、(前回の協議より)1歩も2歩も踏み込んだ内容であるなと」
滋賀県は年内の撤去を求めていくとしています。
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