兵庫県尼崎市でドラム缶に入れられた女性の遺体が見つかった事件で、警察は遺体を棄てた疑いで女性の娘ら５人を逮捕しました。警察は遺体の状況などから殺人容疑も視野に捜査を進めています。
この事件は今月７日、尼崎市にある倉庫でドラム缶にコンクリート詰めにされた大江和子さん（６６）の遺体が見つかったものです。警察は、大江さんの長女・香愛容疑者（４３）と次女の裕美容疑者（４０）、次女の元夫の川村博之容疑者（４１）ら５人を死体遺棄の疑いで逮捕しました。死亡した大江さんは次女と元夫が去年離婚した後も、ことし６月ごろからアパートで娘２人や元夫と同居していたということです。
【大江さんを知る人は】「良い人だった。ご主人を亡くしてからは娘さんたちと住んでた」
警察の調べに対し、５人は遺体を遺棄したことを認め、「大江さんが死亡したことが外部に発覚するのを恐れてやった」と話しているということです。大江さんの首の骨が折れていたことから、警察は殺人容疑も視野に調べを進めています。
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