京都府城陽市の養蜂場からミツバチが入った巣箱を盗んだ疑いで、80歳の男が逮捕されました。
男は防犯カメラに何度も映っていて、盗んだミツバチで蜂蜜を作って売っていたとも供述しています。
ここは京都府城陽市の養蜂場。
現れた高齢の男が、ミツバチの巣箱のフタを開けています。
念入りに品定めをした後、気に入った巣箱を1つ、さりげなく持ち帰っていきました。
実はこの男、何度も何度もこの場所に現れては巣箱を盗んでいたのです。
そして16日、警察の捜査の手は男の元に…。
【捜査員】「この車を差し押さえます。警察の方で押収します」
窃盗の疑いで逮捕されたのは、滋賀県守山市の漬物製造販売業・木村秀太郎容疑者(80)です。
木村容疑者は去年11月、城陽市の養蜂場で約2万匹のミツバチが入った巣箱1箱を盗んだ疑いがもたれています。
被害にあったのは、城陽市で40年以上養蜂業を営む樋口義明さん(61)。
2010年3月以降、少なくとも21箱が盗まれました。
ハチや採取できたはずのハチミツなど、被害総額は450万円にのぼるといいます。
【樋口さん】「ずっと手入れして世話をして、越冬が済んで春になって『さあこれから』という時に盗んでいく・・・」
樋口さんは被害を食い止めようと防犯カメラを設置。
すると、7回もの犯行がくっきりと映っていたのです。
【樋口さん】「思いのほか高齢。ガッカリというか、あきれるというか」
常習的に盗みを繰り返していたという木村容疑者。
あきれた犯行のその裏で、自らの名前が入ったハチミツまで販売していました。
【樋口さん】「売ってたんですか・・・。私から盗んだハチから採ったのかもしれませんね・・・」
関西テレビは逮捕前の木村容疑者の元へ。
木村容疑者本人が、自らの「養蜂場」へ案内するのですが・・・。
【宇佐美記者】「これは木村さんが育てた?」
【木村容疑者】「そうそう」
【宇佐美記者】「どこで育てた?」
【木村容疑者】「『どこで』ってどういう意味?」
すると突然、ハチが記者に迫ります。
【木村
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