和歌山県太地町で、世にも珍しい真っ白なある生き物が話題を呼んでいます。
「幸運を生む」との言い伝えもあり、地元の人たちは密かに期待を寄せています。
和歌山県太地町の水族館。
館内にはイルカだけでなくナマコまで展示されているのですが…。
え?白いナマコ!?
このナマコは今月、お隣の串本町沖で捕獲されました。
種類は「マナマコ」で、食べられるそうですが・・・。
【訪れた人】「あんまりおいしくなさそう」「ちょっと気持ち悪い」
【くじらの博物館・桐畑哲雄副館長】「マナマコの『アルビノ』、体の色素が抜けてしまったもの。瀬戸内海では『白いナマコは幸運を生む、縁起がいい』といわれる。太地町は去年いいことがあまりなかったので、今年は『福来たる』となれば…」
幸運を呼び込む…かも知れない白い生き物は、日本海側にも。
こちらは何と、白いヒトデです。
このヒトデは、本来カラフルなはずの「イトマキヒトデ」。
水深2mの岩場に張り付いているのを、海に潜った漁業関係者が発見しました。
【とっとり賀露かにっこ館・早瀬譲館長】「反対側も白いというのは特に珍しい。(いいことは)1ヵ月経っていないが、まだない。これからあるだろうと期待している」
相次いで現れる白い生き物。
今年はいい年になる…かもしれません。
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