大阪市内の小学校の理科準備室で起きた爆発火災で、実験で使ったアルコールランプを保管していた場所が激しく燃えていたことがわかりました。
大阪市住之江区の「清江小学校」の理科準備室で24日に起きた爆発火災では、児童や教員にけがはありませんでしたが、爆発の衝撃で、窓ガラスが吹き飛び、黒い煙が周囲にたち込めました。
隣の理科室では、爆発の直前まで教頭が4年生に授業をしていて、カセットコンロやアルコールランプなどを使って、水を沸かしたり冷ましたりする実験を行っていました。
警察と消防による実況見分の結果、理科準備室内の実験で使ったアルコールランプを保管していた場所が激しく燃えていたということです。
教頭は学校に「アルコールランプの蓋をしめ、10分以上経ってから準備室に戻した」と説明していますが、理科準備室にはカセットコンロ用のボンベも置いてあったことから、警察は、アルコールランプの火の始末が十分ではなく、ボンベに引火した疑いもあるとみて調べています。
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