死亡ひき逃げの罪に問われている男が検査入院中に和歌山県内の病院から逃走した事件で、男が逃走に使った車が大阪府岸和田市内で見つかりました。
25日、和歌山県田辺市の病院から逃走した黒いベンツは、北に70km以上離れた大阪府岸和田市で見つかりました。
自動車運転過失致死などの罪に問われている大阪市鶴見区の横谷邦彦被告(43)は25日未明、検査入院していた田辺市内の病院から警察官の目を盗んで逃走しました。
横谷被告は、入院に付き添っていた弟が停めていた黒いベンツを自ら運転し走り去っていて、警察は無免許運転の疑いで指名手配し、行方を追っていました。
その後の捜査で、横谷被告が逃走に使った黒いベンツが大阪府岸和田市で見つかっていたことがわかりました。
しかし横谷被告の行方は分かっておらず、捜索が続けられています。
横谷被告は、去年8月に和歌山県白浜町で60歳の男性をひき逃げし、死亡させた罪で起訴されていました。
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