東大阪市で３０日、母親が１２歳の長女を殺害した疑いで逮捕された事件で、１３歳の長男も以前「母親に包丁を向けられた」と話していたことがわかりました。
３０日未明、東大阪市布市町の住宅で、母親（３７）が長女（１２）の腹を包丁で刺して殺害した疑いで逮捕されました。
この家では去年から長男（１３）が家出を繰り返していて、その原因について「母親に包丁を向けられるから」と長男が学校に話していたことが、児童相談所への取材でわかりました。
【東大阪子ども家庭センター・坪田真起子所長】「（家出の）原因は『母から包丁を向けられたため』という説明をしていた。具体的なことを詰めると曖昧になり、事実が最終的に確認できなかった」
その後の今月２７日、母親に育児放棄の疑いがあるとして警察から通告を受けた児童相談所は、「家庭訪問を行ったが会えなかった」と説明しています。
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