京都大学防災研究所の研究者が、マグニチュード7以上の首都圏直下型地震が起きる確率を計算し、「今後5年以内に28%」と算出しました。
京大防災研の遠田晋次准教授は、東日本大震災以降に起きた地震の観測データを用いて計算を行いました。
その結果、今後5年以内にマグニチュード7以上の首都圏直下型地震が起きる確率は28%、30年以内では64%になるとしています。
一方、東京大学の地震研究所は「4年以内で70%」と算出しています。
京大の計算は、地震が減った最近のデータも加味したため、それより低い値となりましたが、遠田准教授は「地震が起きやすい状態なので、備えてほしい」と話しています。
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