おととしから運航を休止している「たこフェリー」の乗り場が、コインパーキングとして利用されることが決まりました。
兵庫県の明石市と淡路島を結ぶ「たこフェリー」は、高速道路値下げの影響などを受けて、おととし運航を休止しました。
たこフェリーを運営する第3セクターは運航再開をめざしていることから、明石港にある乗り場の自動車待機所を再開発しないよう、不動産管理会社に要望していました。
しかし、不動産管理会社は、固定資産税が年間1000万円以上もかかるため、乗り場の6割ほどをコインパーキングにすることを決めました。
【土地を管理する明岩海峡フェリー株式会社・一色範彦社長】
「固定資産税が年間1000万円以上発生するし、収入がゼロじゃ会社がなりたたない」
第3セクターの主要株主である明石市は「コインパーキングは運航再開までの暫定利用なので問題はない」と話していますが、「たこフェリー」再開の見通しは立っていません。
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